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2019年10月22日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中野区中野

10月16日きゃりーぱみゅぱみゅがTwitterで「クイズどこのラーメン屋さんか?」とクイズを出していたのでその答えの店(つまり「青葉」)に行ってみた。かなり久しぶりである。今年、生きゃりーぱみゅぱみゅを見かけたので勝手に親近感を持っていたのでついついミーハー的に食べに行ってみたのだ(笑)。
「中野本店」は今でも並びができる。私の時はたまたま一席空いていて私が座ったら満席。きゃりーぱみゅぱみゅと同じ特製中華そば930円を注文。厨房では2番手の後藤さん(店主が中野に居たときは飯田橋店を担当していた)だからというわけではないかもしれないが、なかなかおいしかった。店舗が増えてからもいろんな「青葉」で食べているががっかりすることが何度もあったのでご無沙汰しちゃったのだが「これならたまに食べてもいい」と思えるほどだった。
ところで「特製」というのは味玉が入り、他の具が少しずつ多くなるメニューだ。青葉ができるよりもっと前、「じゃんがら」が「全部入り」とか「まるきんラーメン」が「いっさいがっさい」という具沢山メニューを出していたが値段もそこそこ高くなるし、量も多すぎた。そこで登場したのが「青葉」の「特製」である。+180円で味玉が増え、チャーシューが1枚から3枚に、メンマがちょっと増える。これはお得感あり。この「特製」が登場して以来、多くの店で「特製メニュー」が登場した。ネーミングだけで言えば「東池袋大勝軒」が創業当時から「特製もりそば」と名付けていたが「少しずつ具が増える特製」は私が知っている範囲では「青葉」である。
そんな元祖であり、創業23年のもはや老舗と言っても良いがなんとつけ麺に至っては通常の麺と、麺が細麺になり、そちらには昆布水を入れるという、今風のつけ麺も提供していた。いつから始めたのだろう?ちょっと驚き。食べてみたくなった。

お店データ

中華そば 青葉 中野本店

東京都中野区中野5-58-1(中野)

メニューは、中華そばとつけめん。それぞれの“特製”のみ。煮干し・鯖・鰹から取ったダシ汁と白湯スープのWスープは珍しい。麺はストレート気味の平麺。チャーシュー・メンマは自家製。“特製”には味付玉子がプラス、さらにチャーシューメンマが増量。

大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2019年4月末現在約12,500軒、約25,500杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。